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Q.O.E.100, 2026
学びの航路……プログラム選択支援のための提案型ナラティブガイド
Q.O.E.100, 2026 … Voyages of Learning – A Navigational Guide for Your Program Selection
INTRODUCTION|はじめに
「総合知」の海へ、ようこそ。
あなただけの「問い」と「学び」を見つける旅が、
ここから始まります。
今、大学は、旧来型の「知識を教える場」を超えて、
社会と共に、「問いを考え、未来を構想する場」へと、変わりつつあります。
九州大学が誇る多様な学問領域、
医療、創薬、農学、工学、情報科学から、
人文科学、社会科学、芸術、そしてデザインまで——
それぞれの学問や研究は、
孤立して存在しているのではなく、互いに深く絡み合いながら、
地球規模の課題解決や新しい価値創造へと、つながっています。
このプログラム(講座)選択支援のための提案型ナラティブガイド『学びの航路』は、
受講者のみなさまに、そうした広大な「総合知」の海を見渡し、旅して、
ご自身の関心や目的にかなう講座を選んでいただくための羅針盤です。
従来の「学部・学科」や「研究分野」の境界をあえて取り払い、
「解決したい課題」や「創りたい未来」というヴィジョンから、
「19の航路=物語(ストーリー)」を、新たに描き出し、
それぞれのテーマに即して、90の講座をマッピングしました。
地球環境、食、エネルギー、医療、創薬、都市設計、テクノロジーの課題から、
身体、感性、社会、創造性、そして知の根源へ。
既存の枠を超え、複数の専門知が響き合うダイナミズムを、
体感してみてください。
さあ、未来に向かう〈知の航海〉に、漕ぎ出しましょう。
Points!
・九州大学の「総合知」を「19のストーリー(航路)」として再編・提案。
・「テーマ/解決したい課題」と「到達したい未来像」から講座を選べる設計。
・市民・学生・企業が、それぞれの関心とニーズに合わせて、領域横断的に講座を選び学ぶためのナビゲーション・ガイド。
このガイドの使い方
本ガイドでは、全体テーマを5つの〈チャプター〉に整理し、
その中に、具体的な関心や問いに沿った19の〈学びの航路〉を配置しています。
Step 1. テーマを選ぶ
まずは、提示された19の「学びの航路」の中から、
あなたの関心に近いテーマをひとつ、選んでみてください。
それが旅の入口です。
Step 2. 講座を組み合わせる
ひとつの航路には、そのテーマに関連する複数の講座が、領域を横断して提案(マッピング)されています。
これらの中から、あなたの興味やニーズに合わせて、講座を選んでみてください。
いくつでも受講いただけます。
セットで受講することで、テーマを多角的・立体的に深く理解できます。
Step 3. 航路をクロスさせる(自由設計)
異なる航路をまたいで、自由自在に学びたい講座を組み合わせても、もちろんかまいません。
あなたが考える意外な組み合わせが、あなたの中に、新しい発想や視点を、生み出すかもしれません。
航路をクロスさせると、何が生まれるのか?
たとえば、異なる「学びの航路」を横断して組み合わせることで、
研究・技術・社会課題を新しい文脈で結び直すことができます。
〈例〉
「脱炭素社会とサーキュラー・エネルギー(航路02)」と
「都市システムと未来モビリティ(航路11)」を横断すると:
・エネルギー技術
・都市インフラ
・人の移動行動支援
を総合的に捉え直し設計する視点が生まれます。
これは、単なる技術開発ではなく、
都市そのものを「エネルギーと人間行動が連動するシステム」として再設計する思考につながります。
この公開講座のプログラムは、専門知識の有無にかかわらず、関心を持つ方であれば、どなたでも受講いただけます。
専門家・実務者はもちろん、これから学んでみたい方、課題の解決や未来のために役立てたい方々に開かれた講座です。
企業・自治体・パートナーのみなさまへ
本ガイドで提示する「学びの航路」は、研究・技術・社会課題を横断的に結び直すことで、共同研究、PoC(概念実証)、人材育成プログラムの設計など、企業・自治体・大学が協働する新たな価値創出の起点としても活用できる構造となっています。

Q.O.E.100, 2026
学びの航路 ……プログラム選択支援のための提案型ナラティブガイド
TABLE OF CONTENTS|目次
CHAPTER 1
Planetary Life & Circularity
地球と生命の循環
……自然・食・エネルギーの「新しい循環」をつくる
Voyage 01.
フードテック・アグリテックと生命・環境システム
〈スマート農業 × 食の未来 × サステナビリティ〉
Voyage 02.
脱炭素社会とサーキュラー・エネルギー
〈エネルギー循環 × 社会実装 × システム思考〉
Voyage 03.
自然の叡智とグリーン・ケミストリーから分子・生命設計へ
〈バイオミメティクス × 天然物化学 × 創薬・材料設計〉
Voyage 04.
スマート・マテリアルと建築環境
〈素材 × 光・熱 × 快適性〉
CHAPTER 2
Deep Tech & Breakthrough
科学と技術のブレイクスルー
……生命と社会を支える次世代技術を探る
Voyage 05.
メディカル・エンジニアリングと医療実装
〈診断・治療・教育の再設計〉
Voyage 06.
免疫・ワクチンとバイオロジクス
〈バイオ医薬 × DDS × 創薬基盤〉
CHAPTER 3
Future Human & Reality
身体・感性・リアリティの拡張
……身体と感覚、経験と現実のあり方をアップデートする
Voyage 08.
身体・言語・行動とケアのテクノロジー
〈脳科学 × 神経再生 × 行動・コミュニケーション支援技術〉
Voyage 09.
感性と経験のデザイン
〈五感 × 知覚 × 表現・UX〉
Voyage 10.
サイバー・フィジカル・リアリティ
〈デジタルツイン × VR × 現実の再設計〉
Voyage 11.
都市システムと未来モビリティ
〈都市データ × エネルギー × 社会基盤〉
