次期勉強会として(第7回)は、QOEの講義を活用した特別勉強会「FeDAフューチャープログラム」を提示させていただきます。
本プログラムでは、FeDA大橋メンバーの講義、文理・デザイン横断の 6つのレクチャーを束ね、受講の「読み方」によって立ち上がる3つの学習価値コンテクスト(A・B・C) をご案内します。
同じ講義群でも、「何を可視化するか」「どう接続するか」「どんな未来につなげるか」という観点が変わることで、学びの意味を増やします。
講義自体は同じなのですが
意味を増やすというFeDAのトライです。
学内のみなさまもぜひ、下記よりお申し込みください。
申込フォーム:https://in2fs.kyushu-u.ac.jp/qoe/registration/
FeDAフューチャープログラム
- 15-11-ハ 3月15日(日) 11:00~(ハイブリッド)
世界の見え方を更新する力――現代アートと〈編集的思考〉のレッスン 川出 絵里 - 15-14-オ 3月15日(日) 13:00~(オンライン)
製品デザイン――ダイレクト・エアー・キャプチャとアップコンバージョンと農業のデザイン 尾方 義人 - 15-15-オ 3月15日(日) 16:00~(オンライン)
文化事業の評価と活かし方 槇原 彩 - 16-16-オ 3月16日(月) 16:00~(オンライン)
ICT・AIを活用した教育コンテンツの開発と評価 石 偉 - 16-15-オ 3月17日(火) 15:00~(オンライン)
社会的マイノリティを包摂するインクルーシブなインフラ整備 羽野 暁 - 18-11-ハ 3月18日(水) 11:00~(ハイブリッド)
タンパク質設計の新時代:深層生成モデルによる配列生成の最前線 丸山 修
3つの学習価値コンテクスト(同じ6講義を、3つの意味で読む)
コンテクストA:世界の前提を可視化(シンキング・マター)
社会課題が難しい最大の理由は、論点ではなく「前提」が見えていないことにあります。
Aは、制度・価値・排除・科学に埋め込まれた“見えない層”を、視点/視座として浮かび上がらせる読み方です。
Aでの各講義の位置づけ(どう捉えるか)
- 川出(編集×現代アート):視点/視座の視座 —— 世界の切り取り方を可視化する
- 尾方(環境×製品デザイン):実装の視点 —— 技術×社会×環境の関係を「製品」として見える化する
- 槇原(文化事業の評価):価値の視座 —— 「評価できない価値」を、評価枠組みとして可視化する
- 石(教育×ICT/AI):学びのレ視点—— 学習の背景・差異を、設計/評価可能な形にする
- 羽野(インクルーシブ・インフラ):排除の視座 —— 空間・制度に埋め込まれた排除を露出させる
- 丸山(生成AI×タンパク質):生命設計の視点 —— 設計可能性(探索空間)をアルゴリズムとして可視化
コンテクストB:世界の関係を翻訳(トランスレーショナルリサーチ)
専門知は強い一方、独立すると連関が見えにくくなります。
Bは、専門知を相互に翻訳し、社会・現場・意思決定へ接続するための読み方です。
Bでの各講義の位置づけ
- 川出:文脈の翻訳 —— 編集によって、意味が通る形に接続する
- 尾方:技術↔生活の翻訳 —— 環境技術を「使われる形」に翻訳する
- 槇原:文化↔意思決定の翻訳 —— 文化価値を説明可能な言語へ翻訳する
- 石:教育↔AIの翻訳 —— 学習設計とAIを接続し、評価まで通す
- 羽野:権利↔空間の翻訳 —— 包摂を理念で終わらせず、インフラに落とす
- 丸山:AI↔生命科学の翻訳 —— 計算と生物を接続し、設計へ持ち込む
コンテクストC:未来社会の試作(プロトタイピングデザイン)
正解を当てるのではなく、プロトタイプとして未来の選択肢を増やす読み方です。
新しい問い・制度・製品・教育・都市・生命機能を、試作品として生成するアプ ローチとして6講義を束ねます。
Cでの各講義の位置づけ
- 川出:世界観のプロトタイピング —— 見え方を変え、新しい問いを立てる
- 尾方:サービスのプロトタイピング —— 社会実装の試作品(プロダクト/仕組み)を設計する
- 槇原:評価基準のプロトタイピング —— 文化の“測り方”を新しく設計する
- 石:学びのプロトタイピング —— AI活用の教育コンテンツと評価の型を作る
- 羽野:包摂都市のプロトタイピング —— 誰もが使える空間/制度を設計する
- 丸山:生命機能のプロトタイピング —— 生成モデルで新しい配列・機能の方向性を試作する
本プログラムは、同じ6講義を 「可視化(A)→翻訳(B)→試作(C)」 の3文脈で読み直すことで、専門知を“知識”として終わらせず、社会課題に対して“扱える形”へと転換する学習を考えます。
このプログラム自体がFeDAの試作になっております。
QOEのナラティブガイド(編集型)川出先生 https://feda.kyushu-u.ac.jp/projects/project-01-01/qoe100guide_index/
QOEのナラティブガイド(AI型)石先生 https://app.feda.kyushu-u.ac.jp/a/qoe_qa/

