※2026年度前期の履修登録期間は終了しました。
未来教育デザインアリーナ(FeDA)では、開かれた教育機会を提供すべく、授業・公開講座をおこなっています。今回ご紹介するのは、本学芸術工学部科目の「AIデザイン演習Ⅰ」「AIデザイン演習Ⅱ」(担当教員:尾方 義人)です。
「AIデザイン演習Ⅰ」「AIデザイン演習Ⅱ」は、生成AIを使って何かを上手にデザインするのではなく、生成AIのみを使ってアウトプットすることを目的とした授業です。AIが何でも答えてくれる時代に、人間がどこに立ち、何を考え、何を表現するのかを、デザインという行為を通して問い直します。
授業は、毎週1つの課題に取り組み、AIとの対話の全過程(プロンプトと出力)を提出することで進みます。「AIとの関係をどう設計したか」を記録することがこの授業のすべての中心ですが、「デザイン」演習なので完成度も重視されます。提出したプロンプトは、匿名化のうえ、AI時代のデザイン教育に関する研究として分析される可能性があるため、その点に同意いただける方のみ受講していただけます。
授業について
「AIデザイン演習Ⅰ」
| 回 | 実施形態 | 講義テーマ |
|---|---|---|
| 0 | オンデマンド | ※ガイダンス |
| 1 | オンデマンド | 5人組アイドルをデザイン |
| 2 | オンデマンド | フェイクニュースをデザイン |
| 3 | オンデマンド | 『注文の多い料理店』の2050年版をデザイン──未来感は、どのように生成されるのか |
| 4 | オンデマンド | 九州大学農学部とWelzoによるきゅうりのブランドをデザイン |
| 5 | オンデマンド | 大正時代に放送されたウルトラセブンをデザイン──異分野間の接続構造を発見する |
| 6 | オンデマンド | 博多湾の新しい人工島をデザイン |
| 7 | オンデマンド | 九州大学の全科目約10,000から自分だけのカリキュラム(マイクロクレデンシャル)をデザイン |
| 8 | オンデマンド | ※相互評価 追加課題:高校3年生に出題する「AIデザイン演習」の課題を考案 |
「AIデザイン演習Ⅱ」
以下11の課題から8つ選んで提出していただきます。
- ショートショート(短編集)
2050年に施行される指定の5つの法律を起草し、その法律から生まれる日常を物語にして短編集を制作 - サービスデザイン(企画書)
指定の30概念のうち3つを抽出する全組み合わせを探索し、その中から新サービスを企画 - 少子化と温暖化(制作提言書)
少子化と地球温暖化を同時に解決する実施可能な政策を制作 - テントウムシ(論文)
日本国内のテントウムシをリスト化・分類し、それに基づき存在可能性のあるテントウムシを導出 - 公共施設(図面・計画書)
世界遺産と道の駅を調査・比較し、そこから発想した新公共施設を設計・事業計画を策定 - ゲノム編集(実験計画書)
人間が食べやすくフィジカルAIが生産しやすい植物(野菜・果物)を、ゲノム編集によって設計 - 令和の大合併(条例)
日本の人口が1億人を割る時代に、福岡県が主導する県内自治体の合併計画を制作 - 郵便ポスト・公衆電話・自動券売機(企画書)
利用価値の低下後も残る郵便ポスト・公衆電話・駅の自動券売機について、具体的な設置場所を調査 - 婚姻届(行政書類)
現在の婚姻届と社会課題・各国の婚姻制度と婚姻届を分析し、新婚姻届を設計 - 色彩理論(教科書)
既存理論では説明できない「現代社会」の「色彩」を説明・予測できる新色彩理論を構築 - 50万件データ(分析報告書)
福岡市の救急出動約50万件のデータを分析し、データから事実を発見
本学学生向け情報
AIデザイン演習Ⅰ・AIデザイン演習Ⅱ
(2026年度前期集中)
教員 尾方義人
区分 未来構想デザインコース開講・コース専門科目
学年 学部全学年
単位 各0.5
シラバス AIデザイン演習Ⅰ・AIデザイン演習Ⅱ ※講義内容は変更される場合があります。
履修登録方法
2026年度前期履修登録期間に学務情報システムから履修登録をおこなってください。

