未来教育デザインアリーナ(FeDA)では、芸術工学部・芸術工学府を中心として、本学で開講する授業の記録・発信をおこなっています。2026年度秋学期は、芸術工学部の「コース融合プロジェクト」(※)および、芸術工学府の「スタジオプロジェクト」(※)と呼ばれる演習科目群の中からいくつかの授業へ伺い、教育実践の一端を捉えました。
その中から今回ご紹介するのは、コース融合プロジェクト科目兼スタジオプロジェクト科目の「永井敬二コレクションの展示デザイン」(担当教員:尾方義人教授=FeDAセンター長)です。本授業では、永井敬二コレクションを基盤としたデザインやキュレーション、ストーリーテリングの演習を通じて、展示デザインの企画から実践までを学びます。コレクションの歴史的・文化的意義を深く理解し、それを来場者に魅力的かつ分かりやすく伝える展示企画・空間設計をおこないます。
「永井敬二コレクションの展示デザイン」については、本投稿を第1回とし、全2回にわたってご紹介していきます。
永井敬二(1948-2024)は、佐賀県唐津市に生まれ、福岡県を拠点として活動したインテリアデザイナー・コレクター。永井敬二コレクションとは、永井氏が半世紀以上かけて蒐集した、世界各地のモダンデザイン製品の総称です。その数は約25,000点にも及び、中でも椅子は1,500脚ほどあるとされています。現在、コレクションは、社会人大学院生として本学芸術工学府博士後期課程に在籍する山田敦貴さん主催の団体・K&DESIGN COLLECTIONが継承・管理し、その価値を次世代に伝える活動をおこなっています。
- コース融合プロジェクト・スタジオプロジェクト……「コース融合プロジェクト」は芸術工学部、「スタジオプロジェクト」は芸術工学府がそれぞれ開講する、学年コース横断・課題解決型の演習科目群。両者を兼ねて実施されることもあり、その場合は学部生と大学院生が共同して学ぶ。
授業の様子
授業概要(シラバスより抜粋)
本授業では、永井敬二コレクションを基盤に、展示デザインの企画から実践までを学びます。コレクションの歴史的・文化的意義を深く理解し、それを来場者に魅力的かつ分かりやすく伝える展示企画・空間設計することを目的とします。講義やワークショップ、実践的なプロジェクトを通じて、デザインやキュレーション、ストーリーテリングの演習を行う。
主な内容:
永井敬二コレクションの理解
展示デザインの基本原則
ストーリーテリングとテーマ設計
プロジェクト計画と管理
持続可能な展示デザインの実践
ケーススタディとプロトタイプ制作
K&DESIGN COLLECTION 山田 敦貴さん(永井敬二コレクション管理者)の協力のもと行います
2026年10月8日(木)取材
伺ったのは、永井敬二コレクションの椅子が数多く所蔵されている某所の倉庫。永井敬二コレクション管理者である山田敦貴さんをはじめとしたスタッフの方々のご協力のもと、コレクションの貴重な椅子を使用させていただき、ABCの3グループに分かれた学生が即興で展示をおこないます。


管理者の山田敦貴さん(中央奥)


Aグループの展示発表「福岡の休日」


Bグループの展示発表「襲来」


Cグループの展示発表「自分の相棒となる椅子」
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授業基本情報
コース融合プロジェクトA(l. 永井敬二コレクションの展示デザイン)
2026年度秋学期_木曜3〜5限
教員 尾方義人教授
区分 芸術工学部開講/融合プロジェクト・プラットフォーム
学年 学部2年
単位 4
形態 対面授業
シラバス コース融合プロジェクトA(l. 永井敬二コレクションの展示デザイン)
※講義内容は変更される場合があります。
スタジオプロジェクトⅢ-A(永井敬二コレクションの展示デザイン)
2026年度秋学期_木曜3・4限
教員 尾方義人教授
区分 芸術工学府開講/スタジオプロジェクト科目
学年 修士1・2年
単位 2
形態 対面授業
シラバス スタジオプロジェクトⅢ-A(永井敬二コレクションの展示デザイン)
※講義内容は変更される場合があります。
スタジオプロジェクトⅢ-B(永井敬二コレクションの展示デザイン)
2026年度秋学期_木曜5・6限
教員 尾方義人教授
区分 芸術工学府開講/スタジオプロジェクト科目
学年 修士1・2年
単位 2
形態 対面授業
シラバス スタジオプロジェクトⅢ-B(永井敬二コレクションの展示デザイン)
※講義内容は変更される場合があります。

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